庭の雑草が気になったり、子供を庭で遊ばせたいなど、シンプルに緑を増やしたい、など自宅に芝を敷く人も昨今では増えています。
しかし、天然芝と人工芝どっちがいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では人工芝を敷く意味やメリット、デメリットを詳しく説明します。
人工芝を敷く意味とは?
人工芝を敷く大きな理由は、庭やベランダを鮮やかに見せてくれる緑にあるでしょう。
特に都会にお住まいの人にとって、緑は多くないため、自宅にきれいな芝があると気持ちがいいですよね。
また、子どもがいる家庭では、砂利で遊ぶのは危険で怪我が起こりやすいです。
人工芝であれば、怪我をしにくいので安心して遊ばせることが可能です。
天然芝と人工芝の違い
天然芝と人工芝の違いをまとめました。
天然芝
天然芝とは、芝草と呼ばれる生きた植物を使って作る芝生のことです。
芝草は、1種類を使うのが一般的ですが、何種類かの芝草を混ぜて使うこともあります。
天然芝には日本芝と西洋芝の2種類があり、日本の庭に多く使われている芝草は高温多湿の環境に強い日本芝です。
一方で、寒さに強い地域では西洋芝がよく使われています。
天然芝の費用は平均すると人工芝の10分の1で済むので、とにかく安く芝を敷きたいなら天然芝がオススメです。
しかし、天然芝は芝刈りや除草など施工後のメンテナンスがかかってしまうので注意しましょう。
人工芝
芝生に似せて作った、ポリエチレン・ウレタンなどの合成樹脂製の芝生を人工芝といいます。
下地とパイルの2種類で構成され、パイルの長さはショートからロングまで様々。
パイルの種類も1種類だけの場合と、3~4種類のカラーを混ぜてリアル感を再現しているものまで用途に合わせて多様な種類があります。
コンクリートの上にも施工ができるので、マンションのベランダでも楽しむことができるのは人工芝ならではの特徴です。
天然芝よりも金額が高くなってしまいますが、その分メリットもありますので、一緒に詳しくみていきましょう。
人工芝を敷くメリット
人工芝を敷くメリットは以下のようになります。
メンテナンスが不要
人工芝の場合、大掛かりなメンテナンスは必要ありません。
人工芝は安価なものから高級なものまであり、一般的に天然芝と比べると初期費用は高くなってしまいます。
しかし、一度敷いてしまえば、簡単な手入れで約10年はきれいな状態を保つことができます。
天然芝の場合、草取りや水やりなど、こまめなメンテナンスが必要になるので、そういった手入れができない、もしくは苦手な人は人工芝がおすすめです。
耐久性が高い
人工芝は、ポリエチレンやウレタンといった素材で作られています。
これらの素材は、耐久性が高く、水はけも良いです。
天然芝の場合、日照の位置や水分のことを考えなければなりませんが、人工芝は考える必要がありません。
そのため、屋外であっても長期間きれいな状態を保てます。
1年中綺麗な芝をキープできる
人工芝は長さの揃ったパイル(芝生)がとても青々しい庭をキープしてくれます。
また種類も豊富なため、組み合わせ次第で自宅や庭にあった芝を敷くことが可能です。
枯れ芝生と青々した芝生を組み合わせたリアルな人工芝なら一年中ナチュラルでキレイな状態をキープできます。
人工芝を敷くデメリット
人工芝を敷くデメリットもありますので、一緒にみていきましょう。
施工費用が高い
人工芝はリアルさを求めるとより初期費用が高くなる傾向があります。
また、庭のデザインなどを含めて業者に頼むとさらに費用がかかってしまいます。
天然芝と比較すると、施工後のメンテナンスはそこまでかかりませんが、初期費用が高くなってしまうのがデメリットです。
1年中景観が変わらず季節感がない
1年中青々しい芝生を楽しめることの裏返しとして、冬でも夏のような芝生がキープされ、違和感があります。
寂しい見た目にならないことは嬉しいポイントなのですが、他の木々の葉が散っているのに芝生だけ青々している景観が不自然と感じてしまうことも。
人工芝を敷く際は1年を通した庭の緑化を考える必要があるので注意しましょう。
バーベキューや花火などの火気厳禁
樹脂でできている人工芝は火気で溶ける、燃えるなどの危険性がありますので、庭でのバーベキューなどは控える必要があります。
防炎機能のついた人工芝もありますので用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
お客様に合わせた施工を
私たちMORAVIAではお客様に寄り添った提案をおこない、何が一番お客様の求めることを実現できるか素材選びから丁寧に考えます。
どんな庭にしたい、どんな人工芝があるのか気になるなど、お気軽にご相談ください!